ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「ラ・ラ・ランド」を観ました

f:id:somewherearoundhere:20171204190746j:plain

ラ・ラ・ランド(2016)

レンタルで観たのですが、オープニングからフォトジェニックな色調とテーマ曲のフルスコア、そしてクラシカルなフォントのタイトルがバーン!で「私の好きなミュージカル感」が画面から溢れんばかりだったので、「あーーー映画館の大きいスクリーンで観ればよかった!!」と激しく後悔しました。気になった映画はやはり映画館で観るべきですね。結果おもしろくてもつまらなくても、ビデオリリースになって悔やむなら映画館に足を運んで身銭を切るべきかも。

 

あらすじは、ジャズピアニストとして成功し自身の店を持つという夢を抱くセブ(ライアン・ゴズリング)と、ワーナーの撮影所内にあるカフェで働きながら女優を目指してオーディションを受けまくっているミア(エマ・ストーン)のロマンティックな物語。2人が出逢い、春、夏、秋と季節が流れ、物語のラストは出逢ってから5年後の冬で締めくくられます。

このラストがまた、たまらなくグッとくるものでした。「もしもあの時こうしていたら」というIfの物語がミュージカルの流れで展開し、何ともビタースウィートなエンディングを迎えます。この時の主演2人の目と表情で語る演技が素晴らしくて夫と2人で真似してみましたが、何度やってもせいぜい何かをたくらんでニヤついている人かほくそ笑んでいる人にしか見えませんでした。色んな賞を受賞をした俳優の演技って本当にスゴイのね…。

あと私は、現代のミュージカル映画としてできることをとことん使って正攻法で作られた「ザ・ミュージカル映画」だと思ったのですが、職場にいる年配の女性と話したら「音楽とか物語とか、何となく日本的な感じがした。私の知ってるアメリカのミュージカル映画じゃなかった!ハッピーエンドの大円団で終わるのかと思ってた」と少々期待はずれだったそうです。映画が作られた時代や映画を観る人の年代によって色々な解釈が生まれるので、映画の感想を自分とは違うタイプの人に聞くのってやっぱりおもしろい。

でもってその女性に「同じ監督の前作『セッション』は観ましたか?」と聞いてみたら「あーあのすっごい怒られちゃうやつでしょう?主人に“観てみようかしら”って聞いたら“あれはお前、怖いだろうからやめなさい”って言われちゃって。だから観ていないのよ」という微笑ましいエピソードをいただきました。

 

www.youtube.com

この映画でのっけからヤラレてしまったのは、スパイク・ジョーンズが撮ったビョークの「It's oh so Quiet」を初めて見たときの心のトキメキが今でも私の心を占めているからかもしれない。いつだって私はこの頃のビョークになりたい。

 

 

ラ・ラ・ランド(字幕版)