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ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「シン・ゴジラ」を観ました

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シン・ゴジラ(2016)

今まで「ゴジラ」にも「エヴァンゲリオン」にもご縁がなかったので、周りが「シン・ゴジラ」に熱狂していても「ふーん」くらいに思っていたのですが、いざ観てみたらもう、もんのすごい大興奮でした。

ゴジラの破壊のリアル、うろたえる日本政府のリアル、コマ割り、カメラの視点、役者…どれもとても良かった。未確認生物段階では「なにこのツチノコ!」って衝撃だったのですが、最終形態のシン・ゴジラはすごくかっこいいし、観終わったあとにはツチノコだった頃がなんだか愛おしく思えてしまった不思議。そして、ゴジラは東京近郊をめちゃめちゃにしてしまうのだけれど、ゴジラがやっつけられている様子は胸が苦しい不思議。あと、初めて「自衛隊ってかっこいいー!」と思いました。

それから、劇中頻繁に出てくるあの明朝体のテロップは何となくエヴァぽいと思ったのですがどうなのかな(観てないからわからないけれど)。

中学生の頃にエヴァンゲリオンがすごく流行って、心酔していた子たちのことを「エヴァ族」と呼んではたから眺めていたのですが、彼らがCampusノートに漫画のセリフ?か何かをテプラで作って表紙を埋め尽くすように貼っていたのを思い出し、なんとも懐かしい気持ちになりました。

こういうやつ!

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via. http://www.evangelion.co.jp/neon_genesis.html

 

初代ゴジラって確かビキニ環礁の水爆実験(第五福竜丸の被曝事件)からアイディアを得て生まれたと思うのだけれど、シン・ゴジラはやっぱり東日本大震災原発事故を踏まえたところがあったのかな。物語の中では直接的な表現は無かったように思うけれど、政府の狼狽っぷりは震災当時こんな感じだったのかなぁ、なんて想像してしまいました。もちろん子どもも楽しめる娯楽作品ではあると思うけれど、米軍とか国連まで登場して政治的な話もけっこうあって、大人の方がより深く楽しめる作品だと思いました。

都内に住む者としては、知っている場所が軽々と踏みつぶされていく様子が大人気ないほど恐ろしく感じました。ひゃぁー東京駅なんかずーっと工事しててやっと完成したのに!あっという間にぶっ壊されちゃって!

ついつい「もしゴジラが上陸したらどうしよう」という事を割と真剣に考えてしまい、どうしようもない気持ちになったりしました。

とても印象的なラストシーンの描写には何か深い意味が込められているように思いますが、それが何なのか未だ分からず…。とりあえずBlu-rayはマストバイです。

 

ところで、昨年あれだけ話題になって大晦日のNHK紅白歌合戦にも(和田アキ子を抑えて)出場?したシン・ゴジラ。映画を観ていなかった私は紅白を観て「なんだこれ」と興ざめだったのですが、映画を観たあとでも、あの紅白の「なんだったんだあれ」感に変わりはありませんでした。というか、その感じ倍増です。