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ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「時をかける少女」を観ました

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時をかける少女(1983)

筒井康隆による原作小説が発表されたのが60年代半ば…それからもう半世紀も経っているなんて。そしてこの映画の公開から30年経っているなんて。主演の原田知世さんが今でも可愛らしいというのがいちばんのおどろき。原作は未読だけど、この映画は私の永遠の青春映画です。あさって8/27(土)まで新宿の角川シネマで上映中…。

 

高校1年生の主人公・和子(原田知世)は、土曜日の放課後の理科実験室でラベンダーのような不思議な香りの煙に包まれて気を失ってしまいます。一緒の掃除当番だった深町くん(高柳良一)と吾朗ちゃん(尾美としのり)に発見された和子は顔も制服もひどく汚れていて保健室に担ぎ込まれますが、しばらくすると目を覚まし「実験室は荒らされた様子だった」と言って確かめに行きます。しかし、実験室に荒らされた形跡はありませんでした。その日を境に、和子の周りで不思議なことが起こり始めるのです…。

テレポーテーションとタイムリープを題材にして、思春期の少女の心境を素晴らしく描いています。この映画が公開された、今から30年前の高校生、約15年前に高校生だった私、そして今を生きる高校生。それぞれ時代も環境も言葉づかいも違うけれど、思春期の少女の恋をする気持ちというのは変わらないんだなぁ、と思います。それが、この映画が公開されて30年の間、映画やドラマやアニメで何度もリメイクされている理由だと思います。

 

この気持ちは一体なに?胸が苦しいわ、わからないわ。

これは、愛なの? これは、愛するってこと?

ーーーそれは、やがてわかる時がくるよ。

だって、もう、時間がないわ。どうして時間は過ぎてゆくの?

ーーー過ぎてゆくものじゃない。時間はやってくるものなんだ。

 

このブログは基本的に“ネタバレなし”で書いていますが、クライマックスのシーンのこのセリフは書かずにはいられません。いつ観ても本当に、素直で、フレッシュで、いじらしくて、切なくて、胸がキュンと締め付けられて、涙が出ます。

言わずもがな映画のエンディングも、曲も演出も大好きです。

 

 

時をかける少女