ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「リベンジ・トラップ 美しすぎる罠」を観ました

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リベンジ・トラップ 美しすぎる罠(2015)

看護師のミランダ(ロザムンド・パイク)は、同僚にセッティングされたブラインド・デートの当日、デート相手を装った男を自宅に入れてしまいレイプ被害に遭ってしまいます。そのせいで売却しようと思っていた自宅は買い手が見つからず、手が震えてしまう後遺症まで患ってしまいます。目標としていた手術専門看護師を諦めざるをえず、ストレスと絶望を抱えたミランダは、ある人物に手紙を書き始めるのです…。

ゴーン・ガール」のロザムンド・パイクが主演で、タイトルから復讐劇だということが分かっているので、今作で彼女はどんな復讐を見せてくれるのか、ドキドキしながら観てみました。ノーブラクリーニング店員や手術ゲームのおもちゃに対してブチ切れたり、自分専用のペンと除菌シートを持ち歩くような潔癖性だったりという演出は、「何を企んでいるか分からない復讐心を抱く美女」ってキャラクターを引き立てるためのいいスパイスになっています。ロザムンド・パイクは、こういう役がすっかりハマリ役になっていますね。

終盤までドキドキが続くのですが、最後まで観終わった感想は「なにこれ微妙…」でした。確かにミランダの復讐方法は(一般的には)衝撃的だし、後半で明かされる意外な真実もあります。でもタイトルが「リベンジ・トラップ」なもんだから、観ている側は「あーこれがワナで、復讐の始まりなのね!」って最初から分かってしまうし、(ゴーン・ガール効果もあって)色々と高い期待値で観てしまう。すると、結局予想通りのラストで、期待に反してあっさり終了、表現されていない事実を想像する余地はあっても、登場人物の心理やそれ以上の事を想像する余白は無いのです。それだったら、タイトルも原題の「Return to Sender(差出人へ返送)」で、物語の大筋は謎めいたままの方が、まだマシだったんじゃないかな?と思いました。

 

リベンジ・トラップ/美しすぎる罠 [DVD]