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ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「ペレ 伝説の誕生」を観ました

★★★☆☆

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ペレ 伝説の誕生(2016)

「サッカーの王様」ペレの、スラムで育った貧しい幼少期から、史上最年少でブラジルをワールドカップ優勝へ導くまでの実話を基にしたお話。ペレの努力と成功の裏にある家族愛も描かれていて、予想以上の感動でした。スポーツのサクセスストーリーって清々しくていいですね。

天才とか偉人とか言われるような人って、最初から魔法のように素晴らしいプレーが出来るわけじゃなくて、努力の天才なのだと思う。もちろん、靴下とかそこらへんの布をサッカーボールに見立ててごちゃごちゃしたスラム街を裸足で駆け回っていた頃から、ペレにはずば抜けたセンスがあったのだろうけれど、そのセンスを試合で光らせるためには人並みの努力じゃダメ。マンゴーでリフティングの練習をしたり、チームに入ってからも、夜間に誰もいないグラウンドで練習に勤しんだり。スーパースターになるためには、センスだけじゃなくて、努力の才能がいちばん大事なのかも。一に練習、二に練習、なのです。

両親の愛を胸に自分自身を信じ、ペレは1958年のワールド杯スウェーデン大会決勝に臨みます。ここで、

スラムしか知らない17歳の少年は、絶望の淵で“禁じられた切り札”を選択する  

という、この映画のクライマックスになるわけですが、実際は「なーんだ、その事ね」という程度でした。ブラジルサッカー史の中ではこのくらい言ってしまってもいいのかもしれませんが、この文句はちょっと煽りすぎ、って思っちゃいました。とは言え、クライマックスそのものはとても感動的だったし、この大会で「ペレ」という伝説が誕生したのは間違いありません。彼はブラジルのサッカースタイルを世界に知らしめ、「10」というエースナンバーも、ここから定着したそうです。

 

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