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ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「バーニー みんなが愛した殺人者」を観ました

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バーニー みんなが愛した殺人者(2011)

葬儀屋(…ではなく“葬祭ディレクター”)のバーニー(ジャック・ブラック)は、誰にでも優しく誠実で、歌や演劇を愛し、私利私欲よりも他者に施すことが大好きな男。そんな彼は、街中の嫌われ者で孫からも訴えられるほど傲慢で底意地の悪い未亡人マージョリーシャーリー・マクレーン)にも、例外なく親切に接します。バーニーの優しさに触れたマージョリーは、余りあるほどの資産を湯水のごとく使い、バーニーと旅行三昧、贅沢三昧に過ごします。そうしているうちに、マージョリーはバーニーを支配下に置くようになり、彼の自由を全て奪ってしまうのです…。

邦題から「あ、バーニーはマージョリーを殺しちゃうんだ」ってことが分かっているのですが、工夫された構成とジャック・ブラックの名演技が相まって、まったく退屈せずに観られます。というのも、バーニーやマージョリーの人となりや生活環境、事件に至るまでのいきさつなども含めて、街の住民のインタビューによって展開していく構成になっているのです。実話に基づいた映画ですが、役者に混ざってホンモノの住民があけすけにインタビューに答えている!ので、ドキュメンタリータッチでおもしろい。

意地悪ばあさんを演じるシャーリー・マクレーンもやっぱりいい感じですが、何といってもJB!この映画では汚い言葉づかいも激しい動きも変顔も見られませんが、ズボンをハイウエストに履きこなし、ちょっとゲイっぽくソフトにしゃべるJBを見ることができます。教会で披露する賛美歌も美声。「スクール・オブ・ロック」と同じ監督だそうですが、「スクール〜」の時とは真逆のおふざけなし?のキャラクターでもJBらしくさせちゃう演出ってすごい。

 

バーニー みんなが愛した殺人者 [DVD]