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ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」を観ました

★★★★★ 音楽

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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014)

やっと観ました。確か日本公開前?友人が教えてくれたものの、字幕なしでは観られない私は劇場公開を待とう…と思っていたらいつの間にか公開してて、行かなくちゃ!と思っていたら終了していたのでした…。(公式サイトを見てみたら鹿児島では4/23まで公開しているそうですね。夫はいま珍しく鹿児島にいるっていう奇跡のような皮肉…)

結局自宅鑑賞でしたが、劇中歌が流れる度にグッときてしまってぽろぽろ泣いていたので、これ映画館だったらめんどくさかったなぁと思うと、自宅で心置きなく観れたのでよかったかも。

まず、私はBelle and Sebastianが大好きです。忘れもしない2004年のフジロック、最終日ホワイトステージのトリでブルーのライトの中演奏する彼らを観て、あまりのかっこよさに泣きました。最後の方はもう踊ることも出来ずに棒立ちで。霧がかかっていたのか、それとも涙で視界が曇っていたのかは分かりませんが、本当に幻想的で美しかった。そんな大好きなバンドのフロントマンであるスチュアートが音楽から作って撮った映画なんだもの、泣けるのは少し考えれば想像できることでした。彼の作る音楽は歌詞ももちろんいいのですが、何しろメロディが完璧に私の琴線に触れるのです。

で、この映画ですが、精神病院に入院している音楽好きの女の子・イヴが曲を作り始め、病院を出て気の合う友人と出会いバンドを組む、という青春ストーリー。劇中の歌はミュージカルのように、ステキなダンスとともにフルコーラスで歌われています。これがたまらなくいいんです。イヴの友だちキャシー(ちょっと天然で口元がチャーミングな女子高生)が歌うシーン、下手可愛くて好きです。

そして衣装がまたステキに可愛いんです。古着を上手に着ていて、ふんわりモッズの香りもする。「こうあってほしい」と願うイギリスの若い子たちのファッションそのものなのです。

グラスゴーには行ったことが無いけれど、Belle and Sebastian然り、Franz FerdinandThe Fratellis(復活うれしい!)もグラスゴー出身のバンドだし、MogwaiTeenage Fanclub(大好きだ!)もそうだし。最近だとCHVRCHESですね。かわいい女の子がいて、おだやかな川でカヤック遊びができて、かっこいいバンドが生まれる街。それがグラスゴーなのね…。

…気づいたら本編から脱線していましたし「かわいい、かわいい」って「かわいい」ばかり言っててばかみたいですが、ストーリーの主軸はイヴの精神的成長です。途中「最後はハッピーエンドがいいな…」という彼女のセリフがありますが、私も激しくそう思いながら観ていました。

イヴの成長を見届けて映画は終わるのですが、エンディングで流れてきたのはBelle and Sebastianの「Dress Up in You」!この曲はイヴのその後を暗示させますし、さらにこの曲が収録されているアルバム「The Life Pursuit」を想起させるような洒落たエンドロール。先に曲ができた映画なので、あーこういう風に繋がるんだ、と感動しました。

とにかく、音楽は言わずもがな最高で、ヴィジュアル的にも最高だ、ということ!

 

 

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール 通常版 DVD