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ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「プールサイド・デイズ」を観ました

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 プールサイド・デイズ(2013)

母親の恋人が所有するリゾート地の別荘で夏休みを過ごすことになったダンカン少年、14歳。しかし母親の彼氏はダンカンに対して「お前は10点中3点の男だ」とか言ってくるイヤな奴だし、そいつの連れ子(年上女子)は「キモいから近寄らないで」ってダンカンをまるで相手にしないし、母は彼氏とその友人たちに囲まれて楽しんでいる様子…。海辺の別荘地で過ごす夏休みなんて最高!と思いきや、居場所の無いダンカンにとってはサイテー最悪な毎日なのです。

そんな中で偶然出会った「口を開けばしょーもないジョークしか言わない男」オーウェンに惹かれたダンカンは、彼が働いているプールに押しかけ(と言っても水着も着ないでぼーっと座っていただけだけど)、オーウェンに気に入られてプールでアルバイトをすることになります。

劣等感と自尊心の入り混じった思春期まっただ中の内気な少年が、愉快な男と仲間たちに出会い、真夏のプールでアルバイトをして、年上のブロンド少女と心を通わせ、ちょっと成長する。そんな、ひと夏のお話。自分の価値観を押し付けずに、「どんなこともやってみないとわかんないじゃん!」「フォローしてやるよ!」「お前って最高だよ!」ってポンっと背中を押してくれる大人の存在が、少年の世界を広げてくれます。

「夏休み」という特別な時間が、私にとって青春度5倍増しです。夏休みってどんな に楽しい事があっても「必ずぜったい最後の日がある」ってのが物語として切ない。でも夏休みには不思議な魔法がかかるんだなー(とくに冴えない少年少女にね!)。

シンセポップやインディーポップの音楽もまたすごい良くて、ちょっと目頭熱くなりました。派手な展開や台詞は無い映画だけど、ひとりの大人として、観てよかったです。

 

 

 

プールサイド・デイズ [DVD]