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ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「グッドフェローズ」を観ました

★★★★☆

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 グッドフェローズ(1990)

ディパーテッド」からのマーティン・スコセッシ監督繋がりということで。下流家庭で暮らす少年が「カスばかりの街でデカい顔できるし、近所の大人より稼げるし」という理由でマフィアの傘下で働くようになり、その後マフィアとして送った半生の物語。

実話をもとにしているらしく、「知的でカッコよくて美しくて、ファミリーこそが財産」みたいなイメージのマフィアとは違って、何というかもっと俗っぽい。テンポのいい展開やその時代のヒット曲を使うという演出だけじゃなくて、チンケな商売をしたり、浮気をしたり、しまいには白い粉にも手を出してしまったり。某タバコ会社の社長がタバコを吸わないように、売人が売り物に手を出したらダメ、絶対。(「ヘリに尾行されてる!」と妄想系神経質になりながら所用雑用をこなしつつ鍋で煮込んでいるトマトソースをやたら気にする、っていう1日には笑えます)

いい車に乗って、いいスーツを着て、レストランでは裏口から入ってステージ前の席に直行だし、欲しいモノは何だって奪う。危ない仕事をしながらもそうやって平民よりちょっといい思いをして暮らしているけれど、マフィアの世界でトップに立つような男ではなかったのかも。そこが「何となく俗っぽい」と感じた理由なのかもしれません。

毛皮もピンクのキャデラックもリモコンで壁からテレビが出てくる部屋もいらないので、切れ者で何を画策しているか分からないジミー先輩や、おふざけで人殺しをするようなトミー先輩のような人たちと関わることなく、夫には「毎日地下鉄に乗って働いて」ほしいと思います!

 

グッドフェローズ (字幕版)