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ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「スワロウテイル」を観ました

★★★★☆ 音楽

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スワロウテイル(1996)

お正月で昼夜逆転しているなか、深夜に放送しているのをたまたま見つけてそのまま観ました。私の好きな岩井俊二映画のツートップのうちのひとつがこの映画です。

円が強かった時代、円を稼ぎに来た人々が暮らした街は「円都(イェン・タウン)」と呼ばれ、そこに暮らす人々は「円盗(イェン・タウン)」と呼ばれていた…その設定だけでもゾクッとしたし、そのうえ主役がCHARAで物語の中でバンド組んで実際にCDリリースして、当時中学生だった私はどれだけ興奮したことか。日本映画なのに本編は日本語・中国語・英語が入り混じっていて、ギャングスタな江口洋介にいたっては日本語訛りのオリジナル言語をしゃべってる!なんだこれ!

とある事件で偶然手にしたシナトラの「マイ・ウェイ」のカセットテープに偽造紙幣の磁気データが入っていて、それをもとに大金を手にしたイェン・タウンの若者たちのお話。印象的なシーンはいくつかあるけれど、何と言ってもラストが素晴らしく好きです。「あ、ここ」っていうちょうどいいところで終わる。そして画面が暗転して「Swallowtail butterfly」のイントロが流れる…最高。

逆に、どんなにおもしろい映画でもラストが「え。」って感じだと興ざめしちゃって、それまでのおもしろさも半減するような気がします。終わりよければすべてよし、じゃないけれど、映画のラストシーンって私のなかではとても重要な気がします。

 



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