ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

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「ぐるりのこと。」を観ました

ぐるりのこと。(2008) 小さな出版社に勤める明朗でしっかり者の翔子(木村多江)と、靴修理店で働く女好きのカナオ(リリー・フランキー)。大学生の頃から交際している2人は、翔子の妊娠をきっかけに結婚することにしました。そんな折、日本画家を目指し…

「ハッシュ!」を観ました

ハッシュ!(2001) 勝裕(田辺誠一)と直也(高橋和也)は、夜の街で出会い一夜を共にしたことがきっかけで付き合うようになったゲイのカップルです。よく言えば温厚、悪く言えばはっきりしない性格の勝裕と、オネエキャラで何でもズバズバ物を言う直也。ま…

「マジカル・ガール」を観ました

マジカル・ガール(2014) 「魔法少女ユキコ」という日本のアニメが大好きなスペインの少女・アリシアは白血病におかされていて、アニメのオープニング曲を流して踊っていても、ふら…と倒れてしまうほど、もう余命いくばくもありません。アリシアの父・ルイ…

「DOPE / ドープ!!」を観ました

DOPE / ドープ!!(2015) 90年代ヒップホップおたくでオルタナパンクバンドを組んでいる高校3年生3人組。BMXやスケボーが移動手段で「ギャングを避けるアプリってないのかな」なんて言いながらL.A.のゲトーで暮らし、この生活を脱出するために主人公のマル…

「オクジャ」を観ました

オクジャ(2017) 韓国の山の中でお爺さんとふたり暮らしの少女・ミジャ。彼女にとって唯一の友だちは、幼い頃からともに成長してきた巨大な豚のオクジャです。日が暮れるまで山の中で食料を獲ったり遊んだり、ミジャと賢く優しいオクジャはいつも一緒です。…

「転々」を観ました

転々(2007) 大学8年生で80数万円の借金を抱える主人公の文哉(オダギリジョー)は、借金取りのおじさん(三浦友和)から「俺の散歩に付き合ってくれたら100万円やる」と提案されます。なんだかイヤな感じしかしないし胡散臭いと思いつつも、背に腹はかえら…

「スポットライト 世紀のスクープ」を観ました

スポットライト 世紀のスクープ(2015) ローカル紙「ボストン・グローブ」のオピニオン欄を担当する5人の記者が、カトリック教会の神父による児童虐待事件を調べ上げ記事にして告発する、というお話。 ボストンはほとんどの住民がカトリック信者で、こども…

「リンダ リンダ リンダ」を観ました

リンダ リンダ リンダ(2005) 学園祭でバンド演奏する女子高生のお話。ボーカルがいなくてどうしよ、ってところにたまたま通りかかって訳も分からず「うん、やる」と言ってしまったのが、韓国人留学生のソンちゃん(ペ・ドゥナ)。日本語もままならないソン…

「T2 トレインスポッティング」を観ました

T2 トレインスポッティング(2017) 前回のポストで書きましたが、96年の「トレインスポッティング」という映画はわたしにとってとりわけノスタルジーを呼び起こす映画で、何度も観て、何度も原作小説を読んで、何度もサントラを聴いて……という映画のひとつ…

「トレインスポッティング」を観ました

トレインスポティング(1996) 中学2年生の時、ミニシアター系をたくさん上映していた今は無き地元の映画館で観て、ショックを受けたのを覚えています。ポスターも映像も音楽も全てが初めて知るかっこよさで、急いでいちばん大きな書店に行って原作小説を買…

「ムーンライト」を観ました

ムーンライト(2016) アカデミー賞で話題になったからか、日本公開が1ヶ月くらい前倒しになったと知って、あわてて観に行きました。 周りには「ラ・ラ・ランド」素晴らしかった!という声があるし、わたし自身ミュージカル映画が好きだから「ラ・ラ・ランド…

「デス・プルーフ in グラインドハウス」を観ました

デス・プルーフ in グラインドハウス(2007) イケてる女の子たちが「デス・プルーフ」仕様の車に乗ったサディストおじさんに凄まじい殺され方をする前半と、また別のイケてる女の子たちが前半で登場したサディストおじさんのデス・プルーフとカーチェイスで…

「シング・ストリート 未来へのうた」を観ました

シング・ストリート 未来へのうた(2016) 音楽ネタの青春映画って大好きです。ストーリーがイマイチでも音楽が好みだったらそれだけで加点ポイント高いのですが、この映画はストーリーも音楽も最高でした。 もちろんストーリーも音楽もキャラクター設定も、…

「シン・ゴジラ」を観ました

シン・ゴジラ(2016) 今まで「ゴジラ」にも「エヴァンゲリオン」にもご縁がなかったので、周りが「シン・ゴジラ」に熱狂していても「ふーん」くらいに思っていたのですが、いざ観てみたらもう、もんのすごい大興奮でした。 ゴジラの破壊のリアル、うろたえ…

「あん」を観ました

あん(2015) 樹木希林と市原悦子(2人とも大好き)が一緒にあんこを作るハートウォーミングなコメディ映画かと思っていたら全っっ然違って、ものすごくいい映画でした。教材にしていいと思う。というかすべきだと思う。 原作未読で河瀬直美監督作品も初めて…

「ぼくとアールと彼女のさよなら」を観ました

ぼくとアールと彼女のさよなら(2015) 誰でも大なり小なりの後悔をしながら生きていると思います。「あーもっと早く寝ればよかった」とか「夜中にカップラーメン食べなきゃよかった」など些細なことから、「もっと勉強しておけばよかった」「優しくしてあげ…

「メメント」を観ました

メメント(2000) 映画公開当時、ガイ・ピアースの裸体にある無数のタトゥーと意味のわからないタイトルで何だこれ?って思ったけれどそのままスルーしてしまって、その後もレンタルビデオ屋さんでジャケが目に入るたびに「あー」と思っていたのですが、よう…

「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」を観ました

バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち(2013) もともと白人のお嬢さんたちがおんなじ動きをしながら楽譜通りお上品に歌っていたバックコーラス。しかし1960年代になって登場した黒人のガールズグループThe Blossomsは弾けるようなグルーヴ感で、その後の19…

ミュージカル「キャバレー」を観ました

ミュージカル キャバレー(2017) 長澤まさみちゃんの事が大好きな夫が「エロい衣装の生まさみを見たい」と、はりきってチケットを取ってくれたので観に行ってきました。 舞台を観るのは人生で2回目で、初めて観たのは黒木メイサ主演でつかこうへい作の「飛…

「告白」を観ました

告白(2010) 中学校の終業式後のホームルーム、生徒達が好き勝手におしゃべりをする雑然とした教室で、教師の森田悠子(松たか子)は「学校のプールで娘の愛美(芦田愛菜)が亡くなったのは、事故ではなく殺人です。犯人はこのクラスにいます」と言い出しま…

「ナポレオン・ダイナマイト」を観ました

ナポレオン・ダイナマイト(2004) 2017年1本目は、懐かしの「ナポレオン・ダイナマイト」です。 バスに乗っている時におせんべいを食べていたおばさんがいて、お腹が空いていた私は「もし“1枚ください”と言ったらくれるのかな。もしくれたとして、そのおせ…

「ストレイト・アウタ・コンプトン」を観ました

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015) 音ネタ伝記系映画(成功&挫折とか仲間割れとか)は大好物ですが、ヒップホップに明るくないのでドクター・ドレーとアイス・キューブが同じグループだったという事を知らなかったし、イージー・Eは初めて知りました…

「バーン・アフター・リーディング」を観ました

バーン・アフター・リーディング(2008) アル中でCIAをクビになったオズボーン(ジョン・マルコビッチ)は腹の虫が収まらず暴露本を書く事を決意します。だらしない格好で1日中家の中に引きこもっているオズボーンに、医師で妻のケイティ(ティルダ・スウィ…

「闇金ウシジマくん the final」を観ました

闇金ウシジマくん the final(2016) 劇場版のウシジマくんは、ウシジマが関わりつつも基本的にウシジマのいないところで物語が展開していくのが好きです。シリーズファイナルとなる本作もそうで、メインになっているのがホームレスの拉致監禁&強制労働とい…

「時をかける少女」を観ました

時をかける少女(1983) 筒井康隆による原作小説が発表されたのが60年代半ば…それからもう半世紀も経っているなんて。そしてこの映画の公開から30年経っているなんて。主演の原田知世さんが今でも可愛らしいというのがいちばんのおどろき。原作は未読だけど…

「L.A. コンフィデンシャル」を観ました

L.A. コンフィデンシャル(1997) アメリカでこの映画が公開された年のアカデミー賞は、ジェームズ・キャメロン監督でレオナルド・ディカプリオ主演の「タイタニック」が多数の賞をかっさらっていきました。ご多聞に洩れずレオ様ラヴだった中学生の私もタイ…

「スモーク」を観ました

スモーク(1995) ニューヨークのブルックリンで小さなタバコ屋を営むオーギー(ハーヴェイ・カイテル)と、彼の店の常連である作家のポール(ウィリアム・ハート)を中心とした群像劇です。登場人物それぞれにエピソードがあり、映画の中にもいくつかのちょ…

「AMY」を観ました

AMY(2015) エイミー・ワインハウスの訃報を知ったときのことは、よく覚えています。私は誰にともなく声に出して「嘘でしょ」と言い、その場に突っ立ったまましばらく動けませんでした。「嘘でしょ」なんて言いながらも、こうなってしまうことが自然の流れ…

「ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償〜」を観ました

ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償〜(2015) 私たちが着ている衣服は、どこで、どのように作られているのか。00年代から世界的に大流行したファストファッションの裏側には、どのような真実があり、どのような仕組みをもって経済は動い…

「ヒップホップ・ドリーム」を読みました

ヒップホップ・ドリーム/漢 a.k.a. GAMI(2015) 2016年も半分過ぎたところで、今年最初の読書です。びっくり。 ヒップホップ偏差値の低い私がどうしてこの本を読むに至ったかといえば、いま話題沸騰の番組「フリースタイル・ダンジョン」のエンディングで…