ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「T2 トレインスポッティング」を観ました

T2 トレインスポッティング(2017) 前回のポストで書きましたが、96年の「トレインスポッティング」という映画はわたしにとってとりわけノスタルジーを呼び起こす映画で、何度も観て、何度も原作小説を読んで、何度もサントラを聴いて……という映画のひとつ…

「トレインスポッティング」を観ました

トレインスポティング(1996) 中学2年生の時、ミニシアター系をたくさん上映していた今は無き地元の映画館で観て、ショックを受けたのを覚えています。ポスターも映像も音楽も全てが初めて知るかっこよさで、急いでいちばん大きな書店に行って原作小説を買…

「ムーンライト」を観ました

ムーンライト(2016) アカデミー賞で話題になったからか、日本公開が1ヶ月くらい前倒しになったと知って、あわてて観に行きました。 周りには「ラ・ラ・ランド」素晴らしかった!という声があるし、わたし自身ミュージカル映画が好きだから「ラ・ラ・ランド…

「デス・プルーフ in グラインドハウス」を観ました

デス・プルーフ in グラインドハウス(2007) イケてる女の子たちが「デス・プルーフ」仕様の車に乗ったサディストおじさんに凄まじい殺され方をする前半と、また別のイケてる女の子たちが前半で登場したサディストおじさんのデス・プルーフとカーチェイスで…

「最後の追跡」を観ました

最後の追跡(2016) 約1か月前、機内上映で「何観ようかな〜」と選んでいたら、私の大好きなおじさんジェフ・ブリッジスが出ている映画を見つけたので観てみました。 ストーリーは、テキサスのお金に困った兄弟が銀行強盗を繰り返し、それを定年間際の警察官…

「海よりもまだ深く」を観ました

海よりもまだ深く(2016) かつて作家として受賞したこともある良多(阿部寛)ですが、現在は興信所で働きながらギャンブルに精を出すダメな中年男。良多に愛想を尽かした妻の響子(真木よう子)は息子の真悟を連れて出て行ってしまいましたが、良多は興信所…

「ガール・オン・ザ・トレイン」を観ました

ガール・オン・ザ・トレイン(2016) たのしくてついつい飲み過ぎてしまったとき、何度もワープを経験したし、まったく記憶がない…という恐怖も1度だけ経験しました。目が覚めると自分のベッドに寝ていたのだけれど、床には脱ぎ捨てられた泥のついたジーパン…

「シング・ストリート 未来へのうた」を観ました

シング・ストリート 未来へのうた(2016) 音楽ネタの青春映画って大好きです。ストーリーがイマイチでも音楽が好みだったらそれだけで加点ポイント高いのですが、この映画はストーリーも音楽も最高でした。 もちろんストーリーも音楽もキャラクター設定も、…

「君の名は。」を観ました

君の名は。(2016) 「シン・ゴジラ」と並んで2016年に大ヒットしたこの映画も「ふーん」という感じでスルーしていました。周りがいくら騒いでいてもまったく興味をそそられず、過去の新海誠作品も一作も観たことがありません。なんでだろう?食わず嫌いなの…

「シン・ゴジラ」を観ました

シン・ゴジラ(2016) 今まで「ゴジラ」にも「エヴァンゲリオン」にもご縁がなかったので、周りが「シン・ゴジラ」に熱狂していても「ふーん」くらいに思っていたのですが、いざ観てみたらもう、もんのすごい大興奮でした。 ゴジラの破壊のリアル、うろたえ…

「あん」を観ました

あん(2015) 樹木希林と市原悦子(2人とも大好き)が一緒にあんこを作るハートウォーミングなコメディ映画かと思っていたら全っっ然違って、ものすごくいい映画でした。教材にしていいと思う。というかすべきだと思う。 原作未読で河瀬直美監督作品も初めて…

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を観ました

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年) ひとりのアメリカ人ギタリストとキューバの老ミュージシャンたちによって、世界中の人たちがキューバ音楽の素晴らしさを知ることになります。彼らのバンドが“Buena Vista Social Club”であり、この映画はバンド…

「日本で一番悪い奴ら」を観ました

日本で一番悪い奴ら(2016) 白石和彌監督の実録犯罪映画ということで「凶悪」のような重々しいというかかなりダークな雰囲気の映画かと思いきや、のっけからラストまで2時間ちょい、ハイテンションで笑えるコメディでした。 とはいえ、警察官による犯罪であ…

「ぼくとアールと彼女のさよなら」を観ました

ぼくとアールと彼女のさよなら(2015) 誰でも大なり小なりの後悔をしながら生きていると思います。「あーもっと早く寝ればよかった」とか「夜中にカップラーメン食べなきゃよかった」など些細なことから、「もっと勉強しておけばよかった」「優しくしてあげ…

「The Propaganda Game」を観ました

The Propaganda Game(2015) 日本から近くて遠い国、北朝鮮。この映画は、スペイン人映像ディレクターが実際に北朝鮮に行ってみて見聞したことをまとめたドキュメンタリー作品です。 日本人にとっての北朝鮮は「将軍様マンセーって言いながらへーきで日本人…

「メメント」を観ました

メメント(2000) 映画公開当時、ガイ・ピアースの裸体にある無数のタトゥーと意味のわからないタイトルで何だこれ?って思ったけれどそのままスルーしてしまって、その後もレンタルビデオ屋さんでジャケが目に入るたびに「あー」と思っていたのですが、よう…

「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」を観ました

バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち(2013) もともと白人のお嬢さんたちがおんなじ動きをしながら楽譜通りお上品に歌っていたバックコーラス。しかし1960年代になって登場した黒人のガールズグループThe Blossomsは弾けるようなグルーヴ感で、その後の19…

「チェ 28歳の革命」を観ました

チェ 28歳の革命(2008) 前編も後編も劇場で観たのに全然覚えていなかったので観なおしました。若い頃に「モーターサイクル・ダイヤリーズ」も読んだし映画も観たしゲバラさんすごいなぁと感心したのに、彼がアルゼンチン人ということさえ覚えていませんで…

「トースト〜幸せになるためのレシピ〜」を観ました

トースト〜幸せになるためのレシピ〜(2010) イギリスの作家&料理人、ナイジェル・スレイターの自伝をもとに作られた映画です。 CSのどこかのチャンネルで料理番組を放送していたような気もするけれど見た事はないし、ぼーっとしているものだから映画の最…

「コインロッカーの女」を観ました

コインロッカーの女(2015) ホームレスによって保護された赤ちゃん。10番のコインロッカーに捨てられていたことから、その赤ちゃんはイリョン(“10”という意味)と名付けられました。5、6歳になった頃、イリョンは誘拐され仁川のチャイナタウンにある闇金屋…

「名探偵コナン 異次元の狙撃手」を観ました

名探偵コナン 異次元の狙撃手(2014) 園子のツテで浅草ベルツリータワーのオープニングセレモニーに参加したコナンたち。夏休みの宿題も兼ねて展望室で見学していると、外国人夫婦に不動産案内をしていた男が窓の外から狙撃されます。射撃場所を特定したコ…

ミュージカル「キャバレー」を観ました

ミュージカル キャバレー(2017) 長澤まさみちゃんの事が大好きな夫が「エロい衣装の生まさみを見たい」と、はりきってチケットを取ってくれたので観に行ってきました。 舞台を観るのは人生で2回目で、初めて観たのは黒木メイサ主演でつかこうへい作の「飛…

「告白」を観ました

告白(2010) 中学校の終業式後のホームルーム、生徒達が好き勝手におしゃべりをする雑然とした教室で、教師の森田悠子(松たか子)は「学校のプールで娘の愛美(芦田愛菜)が亡くなったのは、事故ではなく殺人です。犯人はこのクラスにいます」と言い出しま…

「ベター・リヴィング・スルー・ケミストリー」を観ました

ベター・リヴィング・スルー・ケミストリー(2014) 田舎の小さな街で、義父の経営する薬局に勤めている薬剤師のダグ(サム・ロックウェル)。いずれ店を譲るという義父との約束は無視され、産後太り解消でサイクリングを始めた妻は才能を開花しダグそっちの…

「グッドナイト・マミー」を観ました

グッドナイト・マミー(2014) とうもろこし畑や湖で遊ぶ双子の少年エリアスとルーカス。外出から帰ってきた母親は、顔を包帯でぐるぐる巻きにしていました。日光や屋外のバイキンは障るから、と言って日差しを遮った薄暗い部屋で過ごし、エリアスとルーカス…

「ナポレオン・ダイナマイト」を観ました

ナポレオン・ダイナマイト(2004) 2017年1本目は、懐かしの「ナポレオン・ダイナマイト」です。 バスに乗っている時におせんべいを食べていたおばさんがいて、お腹が空いていた私は「もし“1枚ください”と言ったらくれるのかな。もしくれたとして、そのおせ…

「どですかでん」を観ました

どですかでん(1970) ゴミ山に囲まれた掃き溜めに暮らす人々を描いた群像劇。原作は山本周五郎の「季節のない街」で、監督は黒澤明。黒沢作品の中では異色であまり人気が無い…ような気がするのですが、わたしは好きです。 集落には、例えば現場作業員で呑ん…

「タンポポ」を観ました

タンポポ(1985) 伊丹十三の本を読むまで「伊丹十三=映画監督」だと思っていたのですが、実のところCMやドキュメンタリー製作の名手であり、デザイナーであり、作家であり、そして芸術や食に造詣の深い非常に多彩な方だったのですね。本を読むまでその事を…

「ストレイト・アウタ・コンプトン」を観ました

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015) 音ネタ伝記系映画(成功&挫折とか仲間割れとか)は大好物ですが、ヒップホップに明るくないのでドクター・ドレーとアイス・キューブが同じグループだったという事を知らなかったし、イージー・Eは初めて知りました…

「バーン・アフター・リーディング」を観ました

バーン・アフター・リーディング(2008) アル中でCIAをクビになったオズボーン(ジョン・マルコビッチ)は腹の虫が収まらず暴露本を書く事を決意します。だらしない格好で1日中家の中に引きこもっているオズボーンに、医師で妻のケイティ(ティルダ・スウィ…

「ユーズド・カー」を観ました

ユーズド・カー(1980) TSUTAYAをふらふらしていたら良品発掘コーナーに置かれていたのを夫が見つけ、パッケージがナイスだったので借りてみました。ジャケ借りです。 道路を挟んで向かい合うように建っている2件の中古車屋のオーナーじいさんは兄弟で、お…

「グッドモーニング,ベトナム」を観ました

グッドモーニング,ベトナム(1987) ベトナム戦争時、兵士のためのラジオDJとしてサイゴンにやってきたクロンナウア(ロビン・ウィリアムズ)。ハイテンションな歯に衣着せぬマシンガントークとロックやモータウンのイカした選曲で、兵士たちは一瞬にして彼…

「闇金ウシジマくん the final」を観ました

闇金ウシジマくん the final(2016) 劇場版のウシジマくんは、ウシジマが関わりつつも基本的にウシジマのいないところで物語が展開していくのが好きです。シリーズファイナルとなる本作もそうで、メインになっているのがホームレスの拉致監禁&強制労働とい…

「ゲットハード/Get Hard」を観ました

ゲットハード/Get Hard(2015) ヘッジファンドに勤める敏腕投資家のジェームズ(ウィル・フェレル)は、社長のセクシーな娘との結婚お披露目パーティー(ジョン・メイヤーがサプライズゲスト)でギターを披露している真っ最中に、身に覚えのない詐欺容疑で…

「ワッフル・ストリート」観ました

ワッフル・ストリート(2015) ウォール・ストリートで働いていたエリート主人公が失業して困難極めた転職活動の末再就職したのがファランチャイズのワッフル屋さん、お店のスタッフはみんないいキャラで悪い人はいないのだけれど、フランチャイズ店を持つた…

「火花」を読みました

火花/又吉直樹(2014) 去年の8月に図書館で予約をしたのですが、そんなこともうすっかり忘れた頃にようやく順番が回ってきました。「最も売れた本 2015」で検索したところ、「火花」が見事1位(ちなみに発行部数は240万部らしい)。以下2位に「フランス人…

「闇金ウシジマくん part3」を観ました

闇金ウシジマくん part3(2016) 「ビデオで観ればいいかな」と思っていたものの、映画公開前に放送されていたテレビドラマを観終わったところで「やっぱりすぐ観たい!」と盛り上がってしまい映画館へ行ってきました。まんまとしてやられた感が否めませんが…

「スーパーサイズ・ミー」を観ました

スーパーサイズ・ミー(2004) アメリカの肥満少女2人が「わたしたちがおデブになったのはマクドナルドのせい!」としてマクドナルドを相手に訴訟を起こしました。この一件を受けて、「マクドナルドの商品だけを30日間食べ続けたらどうなるのか?」という実…

「時をかける少女」を観ました

時をかける少女(1983) 筒井康隆による原作小説が発表されたのが60年代半ば…それからもう半世紀も経っているなんて。そしてこの映画の公開から30年経っているなんて。主演の原田知世さんが今でも可愛らしいというのがいちばんのおどろき。原作は未読だけど…

「L.A. コンフィデンシャル」を観ました

L.A. コンフィデンシャル(1997) アメリカでこの映画が公開された年のアカデミー賞は、ジェームズ・キャメロン監督でレオナルド・ディカプリオ主演の「タイタニック」が多数の賞をかっさらっていきました。ご多聞に洩れずレオ様ラヴだった中学生の私もタイ…

「子猫物語」を観ました

子猫物語(1986) 茶トラ猫のチャトランとパグのプー助の冒険物語…確か小学校に上がる前に観た記憶があるのですが、内容を全く覚えていなかったので、頭の疲れを癒すくらいの気持ちでほぼ半目で観てみました。が、これがあまりにも不快指数高すぎて癒しどこ…

「スモーク」を観ました

スモーク(1995) ニューヨークのブルックリンで小さなタバコ屋を営むオーギー(ハーヴェイ・カイテル)と、彼の店の常連である作家のポール(ウィリアム・ハート)を中心とした群像劇です。登場人物それぞれにエピソードがあり、映画の中にもいくつかのちょ…

「プレシャス」を観ました

プレシャス(2009) ざっくり言うと、ニューヨークのハーレムに暮らす虐待を受けて育った16歳の少女プレシャス(ガボリー・シディベ)が、フリースクールでレイン先生(ポーラ・パットン)という女性教師に出会い学ぶ喜びを知り、最悪な環境を抜け出そうとす…

「名もなき塀の中の王」を観ました

名もなき塀の中の王(2013) 刑務所映画、という情報だけで、監督も出演者も知らず、まったく期待しないで観たのですが、これがなかなかの掘り出し物でした。暴力シーンは多いけれど、犯罪映画というより人間の成長物語です。 映画は、1人の若い男が刑務所に…

「AMY」を観ました

AMY(2015) エイミー・ワインハウスの訃報を知ったときのことは、よく覚えています。私は誰にともなく声に出して「嘘でしょ」と言い、その場に突っ立ったまましばらく動けませんでした。「嘘でしょ」なんて言いながらも、こうなってしまうことが自然の流れ…

「ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償〜」を観ました

ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッション 真の代償〜(2015) 私たちが着ている衣服は、どこで、どのように作られているのか。00年代から世界的に大流行したファストファッションの裏側には、どのような真実があり、どのような仕組みをもって経済は動い…

「サンドラの週末」を観ました

サンドラの週末(2014) 病気のため休職していたサンドラ(マリオン・コティヤール)は職場復帰しようとした矢先、「あなたの復職かボーナスか選ばされ、ボーナス多数になりあなたの復職は無くなった」と同僚から知らされます。飲食店で働く夫の収入だけでは…

「ヒップホップ・ドリーム」を読みました

ヒップホップ・ドリーム/漢 a.k.a. GAMI(2015) 2016年も半分過ぎたところで、今年最初の読書です。びっくり。 ヒップホップ偏差値の低い私がどうしてこの本を読むに至ったかといえば、いま話題沸騰の番組「フリースタイル・ダンジョン」のエンディングで…

「ダーク・シティ」を観ました

ダーク・シティ(1998) ハッと目を覚ますと、見覚えのないバスルームでバスタブに浸かっていた。鏡をのぞいても、自分の顔にピンとこない。どうやらここは、どこかのホテルの一室らしい。部屋には自分が着ていたと思しき洋服、「シェル・ビーチ」と書かれた…

「リベンジ・トラップ 美しすぎる罠」を観ました

リベンジ・トラップ 美しすぎる罠(2015) 看護師のミランダ(ロザムンド・パイク)は、同僚にセッティングされたブラインド・デートの当日、デート相手を装った男を自宅に入れてしまいレイプ被害に遭ってしまいます。そのせいで売却しようと思っていた自宅…