ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「アンソロジー お弁当。」を読みました

アンソロジー お弁当。(2013) しばらく長編小説を読んでいたので、息抜きに短いエッセイ集を読みました。転職してからここ半年くらい以前に増してお弁当を作らなくなってしまったのだけれど、先日ひさしぶりにお弁当を作ったら「やっぱりお弁当っていいよ…

「宿屋めぐり」を読みました

宿屋めぐり/町田康(2008) 「好きな作家は?」「町田康」と即答するほど町田康が好きで、きっかけはちょっと心が弱っていた二十歳そこそこの頃に地元の本屋でたまたま見つけた「パンク侍、斬られて候」を読んで衝撃を受けてから(表紙もかっこよくて一目惚…

こんな本を読みました(まとめて)

2018年前半は映画を観るよりのんびり本を読むほうが多かったかもしれない。観た映画をまとめたので、読んだ本もまとめます。昨年からKindle(iPad)でも本を買って読むようになったけど、分厚く重たい本を持ち歩かなくていいし付箋だらけにならないし、ほん…

こんな映画を観ました(まとめて)

あー「初心にかえって記録します」とか言っておいて完全に放置してしまいました。果たしてこのブログを読んでいる人がいるかどうか知らないけれど、自分の記録が滞っていたことは確かなので、ゼロベースにすべくきろくきろく…(めんどくさいからまとめて書く…

「幸せなひとりぼっち」を観ました

幸せなひとりぼっち(2015) 意地悪で頑固なおじいさんが主人公のスウェーデン映画……ふーんという感じで観てみたのですが、シンプルにグッとくるなかなかいい作品でした。ベストセラーの映画化らしく、本国では大ヒットしたらしい。ベストセラーの映画化(し…

「淵に立つ」を観ました

淵に立つ(2016) 少し前に友人から勧められたタイミングで、ちょうどCSで放送予定があったので録画しておいたのですが、やっと観ました。友人が「超ショックな映画」と言っていたので覚悟していましたが、胸騒ぎのするシーンがいくつもあって「ヤダヤダ…コ…

「雑記」です

2016年1月1日、思い立ってブログを始めました。 映画を観たり本を読んだりしてもすぐに忘れてしまうので、それもなんだかもったいないなーと思い、観た順、読んだ順で感想を記録しようと思ったのがきっかけです。 飽きっぽいので、まさか2年以上続くなんて思…

「彼女たちの時代」を観ました

彼女たちの時代(1999) 「いいドラマ」とか「好きなドラマ」とかでタイトルは聞いたことがあったものの、なかなか観る機会のなかったドラマ(ちなみに1999年放送時、私は高校生でした)。それもそのはず、放送後に発売されたVHSはとっくに廃盤で、権利の問…

「ナオミとカナコ」を観ました

ナオミとカナコ(2016) 今まで「映画ときどき本」の記録をブログに書いていましたが、そこに「ときどきドラマ」を付け加えてみようとおもいます。テレビっ子なので毎週たのしみに観ている民法のドラマもありますが、ネット配信で一気見するのも好きです。映…

「葛城事件」を観ました

葛城事件(2016) 昨年末に観た「その夜の侍」の湿っぽい衝撃が忘れられず、赤堀雅秋監督の別の作品も気になり観てみました。 両親と2人兄弟の葛城家。この一家の引きこもり弟が無差別殺人事件を起こしてしまうのですが、事件の前後を時間軸が行ったり来たり…

「歩いても 歩いても」を観ました

歩いても 歩いても(2008) ある目的のために生家に集まった家族の、2日間のお話。例えばお盆や年末年始などに実家に集まるような、そんな感じです。取り立てて何か事件が起こるでもない2日間。登場人物もありふれたキャラクター。説明的なものが一切ない中…

「だから山谷はやめられねぇ:「僕」が日雇い労働者だった180日」を読みました

だから山谷はやめられねぇ:「僕」が日雇い労働者だった180日/塚田努(2005) 昨年読んだECD著「失点イン・ザ・パーク」に、岡林信康の「山谷ブルース」が引用されていて、以前から漠然と山谷に興味があったのもあり、読みやすそうな印象の本書を読んで見ま…

「人生フルーツ」を観ました

人生フルーツ(2016) どこかで予告編を見て気になったのに、観るのをすっかり忘れてしまった1作。CSでの放送予定を見て思い出しました。よかったー。 愛知県春日井市にある高蔵寺ニュータウン。大きな団地のそばに建つ素敵な平屋には、雑木林があり、畑があ…

「ロッキー」を観ました

ロッキー(1976) 新年に「2018年がんばるぞー!」と気合の入りそうな映画を観ようとおもい、貧乏ボクサーのサクセスストーリー「ロッキー」を観てみました。 以前シリーズ6作一挙放送をしていたのを、録画だけしてずっと温めて(放置して)いました。実は「…

「ヤクザと憲法」を観ました

ヤクザと憲法(2016) 「ホンモノのヤクザの生活を追ったドキュメンタリー」ということで、どんなヒリヒリする現実が収められているのだろうとドキドキしながら観ました。「ナニワ金融道」とか「疫病神シリーズ」に登場するようなヤクザのイメージを勝手に抱…

「その夜の侍」を観ました

その夜の侍(2012) 率直な感想は「とんでもないものを観たぞ…」です。 私は映画が好きですが、新作映画をこまめにチェックして足しげく劇場に通うタイプではなく(これについてはちょっといかんと思っているところではあるけれど)、巷の話題をネットやTwit…

「失踪日記」を読みました

失踪日記/吾妻ひでお(2005) ここ最近何年かぶりの読書熱が再燃してきて、図書館やAmazonで気になっていた本を探してはせっせと読んでいます。もちろん映画も観ているのだけれど。 このコミックもずいぶん前から気になっていた1冊です。帯に「全部実話です…

「失点イン・ザ・パーク」を読みました

失点イン・ザ・パーク/ECD(2005) 植本一子さんの「かなわない」「家族最後の日」「降伏の記録」を読んで、彼女の夫であるECDさんの本も読んでみたくなりました。 今から10年以上前、当時の友人からこの本をすすめられました。たぶん発売してすぐだったと…

「降伏の記録」を読みました

降伏の記録/植本一子(2017) 「かなわない」「家族最後の日」に続く3作目「降伏の記録」を読みました。 本書のための前2作だったんじゃないかと思えるくらい、本書の完成度は高いと思いました。少しずつ読み進めようと思っていましたが、読み始めると止ま…

「アニマル・キングダム」を観ました

アニマル・キングダム(2010) 母親が死んでみなしごになってしまった高校生の主人公は、久しく連絡を取っていなかったおばあちゃん(ジャッキー・ウィーヴァー)のもとで暮らすことになります。しかしおばあちゃんの家には、銀行強盗や麻薬売買などの犯罪で…

「聖の青春」を観ました

聖の青春(2016) 夭逝した棋士・村山聖について書かれたノンフィクション小説の映画化。いつだったか「金スマ」で特集していたのを見て、将棋のことは全然わからないけれど「すごい人がいたもんだなぁ」と感動したので映画も観てみました。 小学校入学前に…

「九龍猟奇殺人事件」を観ました

九龍猟奇殺人事件(2015) 離婚で離れ離れになってしまった母と姉を訪ねて中国の田舎から香港にやってきたジェイメイ(ジェシー・リー)。学校では馴染めず、友人もいません。低い身長を気にしてハイヒールを履きながらもモデルを夢見て事務所に入るけれど、…

「盗聴者」を観ました

盗聴者(2016) 長らく失業中の主人公のもとに突然「ぜひあなたに働いて欲しい」という電話がかかってきます。詳細を知らされぬまま指定されたオフィスビルに出向くと、そこで伝えられたのは「電話の盗聴記録をタイプする」という仕事内容。「右派?左派?」…

「家族最後の日」を読みました

家族最後の日(2017) 「かなわない」に続き、「家族最後の日」を読みました。 鮮烈な真っ赤色と、それぞれ物憂げにどこかを見つめる幼い姉妹の表紙。「家族最後の日」というタイトルも相まって、いかにも不穏な印象を受けました。 内容は三部構成になってい…

「生姜(センガン)」を読みました

生姜 (センガン)(2016) 何かで目にして気になった本はタイトルと作者を「読みたい本リスト」にメモしているのですが、それがどんな内容の本なのかすぐに忘れてしまいます。なので私の「読みたい本リスト」は、ただの「タイトル/作者」の羅列でしかない…

「殺されたミンジュ」を観ました

殺されたミンジュ(2014) 追っ手を気にしながら怯えた表情で夜の繁華街を逃げる女子高生。住宅街までたどり着いたところで複数の黒ずくめの男に捕まり、抵抗むなしくあっという間に殺されてしまいます。それから1年後、謎の集団が男を拉致し「去年の5月9日…

「滝を見にいく」を観ました

滝を見にいく(2014) タイトルの通り「7人のおばさんたちが滝を見に行く」というお話です。おばさんたちは滝を見に行く途中で遭難してしまうのですが、そこで何かあるという訳でもなく、ネタバレしてしまうと誰も死んだりしないしこれと言った山場もないし…

「ラ・ラ・ランド」を観ました

ラ・ラ・ランド(2016) レンタルで観たのですが、オープニングからフォトジェニックな色調とテーマ曲のフルスコア、そしてクラシカルなフォントのタイトルがバーン!で「私の好きなミュージカル感」が画面から溢れんばかりだったので、「あーーー映画館の大…

「かなわない」を読みました

かなわない/植本一子(2016) たしか2005年か2006年くらいの頃。当時やっていた「はてなダイアリー」上でやり取りをするようになった方がおすすめしてくれたのが、植本一子さんのブログでした。文章はほとんど無く、ただ大きく写真が投稿されているブログで…

「子宮に沈める」を観ました

子宮に沈める(2013) 「きみはいい子」の原作が<大阪2児餓死事件>をもとに書かれたと知って、同じテーマで作られた「子宮に沈める」を観てみました。 大阪2児餓死事件 - Wikipedia 「きみはいい子」が創作物語で希望の見えるラストだったのに対し、こちら…