ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「人生フルーツ」を観ました

人生フルーツ(2016) どこかで予告編を見て気になったのに、観るのをすっかり忘れてしまった1作。CSでの放送予定を見て思い出しました。よかったー。 愛知県春日井市にある高蔵寺ニュータウン。大きな団地のそばに建つ素敵な平屋には、雑木林があり、畑があ…

「ロッキー」を観ました

ロッキー(1976) 新年に「2018年がんばるぞー!」と気合の入りそうな映画を観ようとおもい、貧乏ボクサーのサクセスストーリー「ロッキー」を観てみました。 以前シリーズ6作一挙放送をしていたのを、録画だけしてずっと温めて(放置して)いました。実は「…

「ヤクザと憲法」を観ました

ヤクザと憲法(2016) 「ホンモノのヤクザの生活を追ったドキュメンタリー」ということで、どんなヒリヒリする現実が収められているのだろうとドキドキしながら観ました。「ナニワ金融道」とか「疫病神シリーズ」に登場するようなヤクザのイメージを勝手に抱…

「その夜の侍」を観ました

その夜の侍(2012) 率直な感想は「とんでもないものを観たぞ…」です。 私は映画が好きですが、新作映画をこまめにチェックして足しげく劇場に通うタイプではなく(これについてはちょっといかんと思っているところではあるけれど)、巷の話題をネットやTwit…

「失踪日記」を読みました

失踪日記/吾妻ひでお(2005) ここ最近何年かぶりの読書熱が再燃してきて、図書館やAmazonで気になっていた本を探してはせっせと読んでいます。もちろん映画も観ているのだけれど。 このコミックもずいぶん前から気になっていた1冊です。帯に「全部実話です…

「失点イン・ザ・パーク」を読みました

失点イン・ザ・パーク/ECD(2005) 植本一子さんの「かなわない」「家族最後の日」「降伏の記録」を読んで、彼女の夫であるECDさんの本も読んでみたくなりました。 今から10年以上前、当時の友人からこの本をすすめられました。たぶん発売してすぐだったと…

「降伏の記録」を読みました

降伏の記録/植本一子(2017) 「かなわない」「家族最後の日」に続く3作目「降伏の記録」を読みました。 本書のための前2作だったんじゃないかと思えるくらい、本書の完成度は高いと思いました。少しずつ読み進めようと思っていましたが、読み始めると止ま…

「アニマル・キングダム」を観ました

アニマル・キングダム(2010) 母親が死んでみなしごになってしまった高校生の主人公は、久しく連絡を取っていなかったおばあちゃん(ジャッキー・ウィーヴァー)のもとで暮らすことになります。しかしおばあちゃんの家には、銀行強盗や麻薬売買などの犯罪で…

「聖の青春」を観ました

聖の青春(2016) 夭逝した棋士・村山聖について書かれたノンフィクション小説の映画化。いつだったか「金スマ」で特集していたのを見て、将棋のことは全然わからないけれど「すごい人がいたもんだなぁ」と感動したので映画も観てみました。 小学校入学前に…

「九龍猟奇殺人事件」を観ました

九龍猟奇殺人事件(2015) 離婚で離れ離れになってしまった母と姉を訪ねて中国の田舎から香港にやってきたジェイメイ(ジェシー・リー)。学校では馴染めず、友人もいません。低い身長を気にしてハイヒールを履きながらもモデルを夢見て事務所に入るけれど、…

「盗聴者」を観ました

盗聴者(2016) 長らく失業中の主人公のもとに突然「ぜひあなたに働いて欲しい」という電話がかかってきます。詳細を知らされぬまま指定されたオフィスビルに出向くと、そこで伝えられたのは「電話の盗聴記録をタイプする」という仕事内容。「右派?左派?」…

「家族最後の日」を読みました

家族最後の日(2017) 「かなわない」に続き、「家族最後の日」を読みました。 鮮烈な真っ赤色と、それぞれ物憂げにどこかを見つめる幼い姉妹の表紙。「家族最後の日」というタイトルも相まって、いかにも不穏な印象を受けました。 内容は三部構成になってい…

「生姜(センガン)」を読みました

生姜 (センガン)(2016) 何かで目にして気になった本はタイトルと作者を「読みたい本リスト」にメモしているのですが、それがどんな内容の本なのかすぐに忘れてしまいます。なので私の「読みたい本リスト」は、ただの「タイトル/作者」の羅列でしかない…

「殺されたミンジュ」を観ました

殺されたミンジュ(2014) 追っ手を気にしながら怯えた表情で夜の繁華街を逃げる女子高生。住宅街までたどり着いたところで複数の黒ずくめの男に捕まり、抵抗むなしくあっという間に殺されてしまいます。それから1年後、謎の集団が男を拉致し「去年の5月9日…

「滝を見にいく」を観ました

滝を見にいく(2014) タイトルの通り「7人のおばさんたちが滝を見に行く」というお話です。おばさんたちは滝を見に行く途中で遭難してしまうのですが、そこで何かあるという訳でもなく、ネタバレしてしまうと誰も死んだりしないしこれと言った山場もないし…

「ラ・ラ・ランド」を観ました

ラ・ラ・ランド(2016) レンタルで観たのですが、オープニングからフォトジェニックな色調とテーマ曲のフルスコア、そしてクラシカルなフォントのタイトルがバーン!で「私の好きなミュージカル感」が画面から溢れんばかりだったので、「あーーー映画館の大…

「かなわない」を読みました

かなわない/植本一子(2016) たしか2005年か2006年くらいの頃。当時やっていた「はてなダイアリー」上でやり取りをするようになった方がおすすめしてくれたのが、植本一子さんのブログでした。文章はほとんど無く、ただ大きく写真が投稿されているブログで…

「子宮に沈める」を観ました

子宮に沈める(2013) 「きみはいい子」の原作が<大阪2児餓死事件>をもとに書かれたと知って、同じテーマで作られた「子宮に沈める」を観てみました。 大阪2児餓死事件 - Wikipedia 「きみはいい子」が創作物語で希望の見えるラストだったのに対し、こちら…

「そこのみにて光輝く」を観ました

そこのみにて光輝く(2014) 山下敦弘監督の「オーバー・フェンス」が佐藤泰志という作家の函館3部作の3作目だと知り、「オーバー・フェンス」がとてもいい物語だったので3部作の第2作目も観てみました。 まず、佐藤泰志という作家をまったく知らなかったの…

「オーバー・フェンス」を観ました

オーバー・フェンス(2016) 妻子と別れ、生きる意味とかそういうものを失ってしまったと思い生きることに無気力になってしまった主人公(オダギリジョー)。偶然見かけた全力で鳥の愛情表現をするおかしな女性(蒼井優)とある晩再会し、距離が近づいてゆく…

「イン・ザ・プール」を観ました

イン・ザ・プール(2005) 三木聡の長編映画初監督作品なのかな。様々な心の問題を抱える人たちが精神科医の伊良部(松尾スズキ)のところにやってくるお話。 オダギリジョーは陰茎硬直症?だし、市川実和子は何度確認しても不安になってしまう強迫神経症だ…

「エレファント・マン」を観ました

エレファント・マン(1980) 2017年は「ツイン・ピークス」で盛り上がりましたが、私がいちばん最初に観たデヴィッド・リンチは「エレファント・マン」です。 小さい頃、母から「エレファントマン」と「ノートルダムのせむし男」というワードを時々聞いてい…

「FRANK -フランク-」を観ました

FRANK -フランク-(2014) ソングライターになりたいと思いつつ、つまらない歌を書きながら平凡な生活をしているジョン(ドーナル・グリーソン)が風変わりなバンド<ソロンフォルブス>と出会って生活が一変してゆく物語。 <ソロンフォルブス>のギターボ…

「砂の器」を観ました

砂の器(1974) 松本清張といえば、今年の武井咲ちゃんの「黒革の手帖」も良かったし、ビートたけしの「点と線」も大好きです。「鬼畜」は緒形拳バージョンもたけしバージョンも好きです。あ、たけしは「張込み」もやっていたな。ていうかわたしは松本清張も…

「愛のコリーダ」を観ました

愛のコリーダ(1976) 公開時から、この作品が「ポルノかアートか」みたいな議論は散々されてきたと思うけれど、そんなのは自称も含めた映画評論家の方々でどうぞ、という感じでこむずかしいことは書きません。映画なんて観る人にとってそれぞれの解釈で、ポ…

「アウトレイジ 最終章」を観ました

アウトレイジ 最終章(2017) 「アウトレイジ」「アウトレイジ ビヨンド」に続くシリーズの最終章。 映画は好きでもあまり劇場で観れていないのですが、「アウトレイジ」シリーズは全て公開1週間以内に劇場で観ています。「ビヨンド」「最終章」は公開が私の…

「恋人たち」を観ました

恋人たち(2015) 弁当屋で働く地味な主婦の瞳子。小さな会社で橋梁点検の仕事をしているアツシ。完璧主義の弁護士でゲイの四ノ宮。彼らの三者三様の恋愛と人生を描いた作品です。 すっかりハマってしまった橋口亮輔監督の最新作。「ハッシュ!」「ぐるりの…

「ぐるりのこと。」を観ました

ぐるりのこと。(2008) 小さな出版社に勤める明朗でしっかり者の翔子(木村多江)と、靴修理店で働く女好きのカナオ(リリー・フランキー)。大学生の頃から交際している2人は、翔子の妊娠をきっかけに結婚することにしました。そんな折、日本画家を目指し…

「ハッシュ!」を観ました

ハッシュ!(2001) 勝裕(田辺誠一)と直也(高橋和也)は、夜の街で出会い一夜を共にしたことがきっかけで付き合うようになったゲイのカップルです。よく言えば温厚、悪く言えばはっきりしない性格の勝裕と、オネエキャラで何でもズバズバ物を言う直也。ま…

「ヤング・アダルト・ニューヨーク」を観ました

ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014)ブルックリンに住む子無し中年夫婦のジョシュ(ベン・スティラー)とコーネリア(ナオミ・ワッツ)。ドキュメンタリー映画監督として評価された過去を持つジョシュは過去の栄光を引きずりながら新作を製作中ですが、8…