ビールとポップコーン

ネタバレ書かずに、観た映画(ときどき読んだ本など)を雑文多めに記録しています。

「海を感じる時」を観ました

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海を感じる時(2014)

池松壮亮くん見たさに観ました。

気になる先輩(池松壮亮)に部室でキスされてすっかり夢中になってしまう女子高生の主人公(市川由衣)だけれど、先輩には「女性の身体に興味があっただけだから、誰でも良かった」と言われてしまいます。

それでも「カラダだけでも私を求めてくれるなら幸せ」と感じている主人公は、どんなに粗末な扱いを受けようとも、先輩のもとへ出向きます。先輩は「このままじゃ俺も君もダメになる、もう来るな」と言うけれど、そんなことおかまいなしに主人公がブラウスを脱ぐから、結局先輩は自制できずにセックスしてしまうのです。

 

好きな人に拒絶されても自分が服を脱ぎさえすれば求めてもらえる、それが虚しいことだとうすうすわかっていてもそうする事でしか好きな人との関係が保てないなら、わたしはそうする、親から殴られて勘当されても構わない……こんな主人公。うん。

物語の設定は70年代ですが、主人公の自己肯定感の低さやちょっとメンヘラっぽいところを見るにつけ、いつの時代にもこういうズブズブのめんどくさい恋愛をしている人っているんだなーとおもいました。いまで言うところの、切りたくても簡単に切れないセフレ関係、という感じ。

欲情と愛情をはきちがえている主人公や、関係を断たなきゃとおもいつつ理性が下半身に負けてしまう先輩の心理がまったく理解できない、というわけではないけれど、こうして丸裸にまざまざと見せつけられても「はい、そうですか」という感じで、共感するどころかその世界に一歩入り込むことすら遠慮してしまいました。

なぜだろう?台詞のせい?映画全体の雰囲気のせい?わからないけれど、もう一度観ようとはおもえず……もういいかなというかんじ。

 

 

海を感じる時